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農業用ドローンの始め方 DJI AGRAS本校としてスタート


農業ドローンは農薬散布作業を従来の10分の1の時間に短縮できる強力なツールですが、導入には機体登録・技能認定・飛行許可申請など複数のステップが必要です。本記事では、興味を持った段階から実際に飛行できるようになるまでの流れを、最新の法規制(2026年時点)に基づいてわかりやすく解説します。

1. 農業ドローンでできること

農業ドローンの活用範囲は年々広がっています。主な用途は以下の通りです。

  • 農薬散布:水稲、麦、大豆、野菜、果樹など幅広い作物に対応
  • 肥料散布:粒剤・液肥の効率的な散布
  • 播種(直播):水稲の湛水直播など
  • センシング:マルチスペクトルカメラで生育状況・病害虫を可視化
  • 受粉作業:果樹園・施設栽培での補助受粉

主なメリット

  • 10aあたりの散布作業時間が約1時間 → 約1分に短縮
  • 動力噴霧器を背負う重労働・熱中症リスクから解放
  • 中山間地・斜面・果樹園など人が入りにくい場所でも安全に作業
  • ピンポイント散布により農薬使用量を30〜50%削減できるケースも
  • 夜間自動飛行で大規模圃場の作業時間を確保

2. 導入までの全体フロー

農業ドローンを始めるには、以下の6つのステップを順に進めます。最短でも2〜3か月程度を見込んでおきましょう。

1
機体を選ぶ圃場の規模・作物に合った機種を比較検討
2
教習・技能認定を取得する機種に対応した認定教習施設で5日程度の講習
3
機体登録国交省ドローン情報基盤システム(DIPS2.0)で登録
4
飛行許可・承認申請「危険物輸送」「物件投下」の特定飛行を申請
5
保険に加入賠償責任保険+機体保険(任意)
6
飛行計画通報・飛行日誌作成飛行ごとにDIPS2.0で計画通報、日誌を記録

3. STEP 1:機体を選ぶ

農業ドローンは100万円を超える高額な投資です。圃場規模・作物・運用体制をもとに慎重に選びましょう。

選び方の基本ポイント

判断軸 目安・考え方
タンク容量 10L=約1ha、15〜20L=1.5〜2ha相当が散布可能。圃場面積に合わせる
散布幅 4〜11m。広いほど作業効率が高いが、機体も大型化
機体サイズ 軽トラ・軽バンへの積載可否、保管スペースを確認
自動飛行 地図領域指定・ABモード・直進アシストなど初心者向け機能の有無
サポート体制 近隣に教習施設・販売店・修理拠点があるか
予算 本体価格は100〜250万円が主力帯(農林水産省カタログ)
💡 ヒント
主要メーカー(MAZEX、DJI、クボタ、ヤンマーなど)の機種比較は別記事の「農業ドローン主要5機種スペック比較表」で詳しく解説しています。

4. STEP 2:教習・技能認定を取得する

農薬散布ドローンは「業務利用」かつ「危険物投下」を伴うため、操縦者には専門的な知識と技能が求められます。農林水産省の「無人マルチローターによる農薬の空中散布に係る安全ガイドライン」を踏まえ、現実的には各機種ごとの技能認定取得が機体購入の前提となっているケースがほとんどです。

主な技能認定の種類

認定名 主な対象機種 認定団体
産業用マルチローター技能認定 農水協認定機(MAZEX等) 一般社団法人 農林水産航空協会
農業ドローン技能認定 DJI、クボタの農業ドローン 農業ドローン協議会(エアロエントリー運営)
メーカー独自スクール 各メーカーの自社機 メーカー直営またはメーカー認定スクール

教習の流れと費用目安

  • 受講期間:実技+学科で3〜5日間程度
  • 受講費用:機種・施設により異なるが20万円前後が相場
  • 内容:機体の取り扱い、操縦実技、農薬の知識、関連法規、安全運航
  • 注意点:認定は機種ごと。異なる機種を運用する場合は別途受講が必要
📌 操縦者+ナビゲーターが必要
実際の農薬散布では、操縦者(オペレーター)に加えて、周辺の安全を見張るナビゲーター1名以上が必要です。

5. STEP 3:機体登録(国土交通省)

2022年6月20日から、重量100g以上のすべての無人航空機は機体登録が義務化されています。未登録機の飛行は航空法違反となります。

登録手続き

  1. 国土交通省「ドローン情報基盤システム(DIPS2.0)」にアクセス
  2. 所有者・機体情報を登録(オンライン)
  3. 本人確認(マイナンバーカード/gBizID/運転免許証/パスポート/書面)
  4. 登録手数料を納付(クレジットカード・インターネットバンキング・ATM)
  5. 発行された登録記号を機体に表示
  6. リモートID(識別情報発信装置)を搭載

登録手数料(認証方法で異なる)

申請・本人確認方法 1機目 2機目以降
(同時申請)
マイナンバーカード/gBizID(オンライン) 900円 890円
運転免許証・パスポート(オンライン) 1,450円 1,050円
書面による申請 2,400円 2,000円

最も安価で迅速なマイナンバーカードによるオンライン申請がおすすめです。

⚠️ 未登録機の飛行は罰則対象
・登録していない無人航空機を飛行させた場合:1年以下の懲役または50万円以下の罰金
・登録記号の表示またはリモートID搭載をせずに飛行させた場合:50万円以下の罰金

リモートIDについて

  • 新しい農業ドローンには標準搭載されているものが多い
  • 非搭載の旧機種は外付型リモートID機器を別途取り付ける
  • 国土交通省の「適合届出済みリモートID機器一覧」で対応機器を確認できる
  • 事前登録期間中(2021年12月20日〜2022年6月19日)に登録した機体はリモートID搭載免除

更新・変更手続き

  • 更新登録3年ごとに必要(有効期間満了日の1か月前から更新申請可能)
  • 変更届出:所有者情報・カメラ搭載などに変更があった場合
  • 抹消登録:機体を処分または2か月以上所在不明となった場合

6. STEP 4:飛行許可・承認申請

農業ドローンによる農薬散布は、航空法で定める「特定飛行」に該当します。具体的には次の2つの飛行方法に承認が必要です。

  • 危険物の輸送(農薬は危険物として扱われる)
  • 物件の投下(散布行為は物件投下に該当)

これに加えて、飛行場所によっては以下の許可も必要になります。

  • 人口集中地区(DID)上空での飛行
  • 空港等周辺での飛行
  • 高度150m以上での飛行
  • 夜間飛行、目視外飛行、人・物件から30m未満の飛行 など

申請方法

  1. DIPS2.0(ドローン情報基盤システム)からオンライン申請
  2. 飛行経歴10時間以上などの操縦者要件を満たすことを証明
  3. 申請内容に応じて1か月単位で包括申請が可能(全国包括申請等)
⚠️ 申請は余裕を持って
申請は散布予定日の10開庁日前までに行う必要があります。書類不備による差し戻しもあるため、飛行予定日の3〜4週間前に申請するのが安全です。
代行申請の活用も検討
申請手続きは複雑なため、メーカー提携の行政書士による代行申請サービスを利用するのも有効です。マゼックスやDJI販売代理店では代行サービスを提供しています。

7. STEP 5:保険に加入する

⚠️ 2025年10月1日からの重要な制度変更
総重量25kg以上の無人航空機については、新たに飛行許可・承認申請を行う場合「第三者賠償責任保険」の加入が必須となりました(国土交通省 審査要領カテゴリーⅡ飛行)。
主要な農業ドローン(飛助15、飛助10、DJI T70P、T25Pなど)はほぼすべて25kg以上で保険加入が必須対象です。

必要な保険の種類

保険の種類 補償内容 加入
賠償責任保険
(対人・対物)
人や他人の財産に損害を与えた場合の補償。ドリフト事故(薬害)も対象 25kg以上は必須
25kg未満も実質必須
機体保険(動産保険) 機体の故障・破損・盗難の補償 任意(推奨)
傷害保険 オペレーター本人の怪我に対する補償 任意

メーカー無償付帯保険

  • MAZEX:機体購入1年目は賠償責任保険が無料付帯
  • DJI:三井住友海上の賠償責任保険が無償付帯(適切な機体登録が条件)
  • 機体保険は別途加入が必要なケースがほとんど
📌 注意点
飛行許可・承認申請には保険の加入状況の記載が必須です。また、申請取得後の飛行時には、必ず加入中の保険の付保状況や有効期間を確認してください。

8. STEP 6:飛行計画の通報・飛行日誌の作成

飛行許可・承認を取得した後も、飛行ごとの手続きが必要です。

飛行計画の通報

  • 特定飛行を行う前にDIPS2.0で飛行計画を通報(事前登録)
  • 通報内容:日時、場所、目的、飛行経路など
  • 同じ空域に他のドローン飛行計画がないか確認できる

飛行日誌の作成・保管

  • 飛行ごとに飛行日誌を記録(飛行時間、場所、整備記録など)
  • 事故・トラブル発生時には国交省への報告義務あり
  • 農林水産航空協会への事業計画書・事業報告書の提出も毎年必要

9. 導入コストの目安

農業ドローンの導入には、本体価格以外にも様々な費用がかかります。総額の目安を把握しておきましょう。

初期費用(導入時)

項目 金額の目安
機体本体 100〜250万円(主流帯)
予備バッテリー・充電器 10〜50万円
教習費用 約20万円(機種により変動)
機体登録手数料 900円〜(オンライン)
飛行許可申請(代行の場合) 3〜10万円
保険料(初年度) 0〜5万円(メーカー付帯あり)
初期費用合計の目安 約130〜330万円

ランニングコスト(年間)

  • 点検・メンテナンス:年5〜15万円程度
  • 消耗部品交換:プロペラ・ノズル・ポンプなど
  • 保険料:2年目以降は数万円〜
  • 充電電気代:少額(バッテリー1本数十円〜)

10. 補助金・助成金を活用する

農業ドローン導入には、国・地方自治体・関連団体から様々な補助制度が用意されています。採択されれば本体価格の1/2〜2/3が補助されることもあるため、必ず確認しましょう。

主な国の補助制度

制度名 所管 概要
産地生産基盤パワーアップ事業 農林水産省 収益力強化のための高性能機械導入を支援。補助率1/2、上限1,500万円
強い農業づくり総合支援交付金 農林水産省 農業支援サービス事業者向け(散布代行など)
ものづくり補助金 経済産業省 AI解析×ドローンなど革新的サービス向け。補助率最大2/3
小規模事業者持続化補助金 日本商工会議所 直販を行う農業者が対象。上限50万円、補助率2/3
人材開発支援助成金 厚生労働省 従業員のドローン技能講習費を最大75%補助

地方自治体の独自補助

各都道府県・市町村が独自にスマート農業導入支援制度を実施しています。地域によっては国の制度に上乗せされる形で、より手厚い支援を受けられる場合があります。

探し方のコツ

  • 地元のJA・市町村役場の農政担当課に相談
  • 都道府県の農業改良普及センター
  • 補助金ポータルサイト(J-Net21、補助金ポータル等)で検索
  • メーカーや販売店も最新の補助金情報を持っているので問い合わせる

11. 国家ライセンスは必要か?

2022年12月5日から始まった無人航空機操縦者技能証明制度(国家ライセンス)。一等資格・二等資格の2種類がありますが、農業ドローンを使うために必須ではありません

2026年現在の状況

  • 農業ドローンの操縦自体に国家資格は不要
  • ただし、2025年12月18日施行の審査要領改正により、「ホームページ掲載無人航空機」および「ホームページ掲載講習団体等が行う技能認証」に係る申請省略運用が廃止
  • これに伴い、過去申請の「複製」「変更申請」「更新申請」が行えなくなり、改正後は新規申請が必要に
  • 将来的には国家資格保有者のみが運用できる方向に進む可能性あり
  • レベル4飛行(有人地帯の目視外飛行)を行う場合は一等資格が必須

国家ライセンス取得を検討すべき方

  • 散布代行業を本格的に展開したい
  • 夜間・目視外での自動散布を活用したい
  • 離れた圃場間を移動しながら作業したい(有人地帯通過)
  • 事業として継続的・大規模に運用する

取得費用は、二等資格で講習費+試験費+身体検査込みで20〜40万円程度、一等資格で40〜80万円程度が相場です。

12. よくあるQ&A

Q1. 個人農家でも導入できますか?

可能です。むしろ近年は、散布代行業者の手配が間に合わない時期(散布期)に備え、個人で機体を保有する農家が増えています。補助金を活用すれば自己負担を抑えられます。

Q2. ドローンで使える農薬は決まっていますか?

はい。ドローン散布用に登録された農薬のみ使用できます。農薬のラベルに「無人航空機による散布」の記載があるものに限られます。農林水産省の農薬登録情報を確認しましょう。

Q3. 飛行できる範囲・高度に制限はありますか?

農業ドローンは離陸地点から最大100mの高度制限が設定されています。また航空法上の上限は150m未満です。横方向の飛行範囲は機体性能と目視範囲によりますが、通常は数百m以内で運用します。

Q4. リース・レンタルで始めることもできますか?

可能です。メーカー各社(MAZEX、DJI販売代理店など)がリースプランを提供しており、初期投資を抑えて始められます。ただしリースでも機体登録・教習・許可申請は同様に必要です。

Q5. メンテナンスはどのくらい必要ですか?

農薬を扱うため、毎回の使用後の水洗いと点検が必要です。年1回程度のメーカー定期点検(プロペラ・モーター・ポンプ・バッテリー診断)が推奨されます。費用は5〜15万円程度です。

Q6. 散布代行に依頼するのと自分で運用するのとどちらが良い?

圃場面積・運用頻度によります。10ha未満で年数回なら代行依頼が経済的。20ha以上または隣接圃場が多い場合は自己保有が有利になることが多いです。代行業のスケジュールが取れずに散布タイミングを逃すリスクも考慮しましょう。

まとめ

農業ドローンの導入は、機体選定から飛行開始まで2〜3か月程度が一般的です。法規制は年々アップデートされており、特に2025年12月の民間資格優遇措置終了など、運用ルールも変化しています。最新情報は必ず国土交通省・農林水産省の公式サイトで確認しましょう。

初めての導入では、メーカー・販売店のサポートを最大限活用するのが成功の鍵です。機体購入から教習、申請代行、保険、メンテナンスまで一括サポートしてくれる販売店を選ぶことで、スムーズに運用を開始できます。

📌 関連記事
・農業ドローン主要5機種スペック比較表(MAZEX・DJI)
・補助金活用ガイド:申請のコツと採択率を上げる方法
・農業ドローン保険の選び方
※ 重要な注意事項
本記事の内容は2026年5月時点の情報です。航空法・農薬取締法等の法令、補助金制度、メーカー製品仕様は変更される可能性があります。実際の導入・運用にあたっては、必ず国土交通省・農林水産省の公式情報、および販売店・行政書士等の専門家にご確認ください。


農業用ドローン5機種(MAZEX 飛助15/飛助10、DJI AGRAS T10/T70P/T25P)のスペックを比較しました。国産機と海外機、小型から大型まで、選定の参考にお役立てください。

1. 基本情報・価格

項目 MAZEX 飛助15 MAZEX 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
メーカー マゼックス(国産) マゼックス(国産) DJI DJI DJI
希望小売価格(税込) 1,375,000円~ 1,265,000円~ ※販売店要問合せ ※販売店要問合せ ※販売店要問合せ

2. 機体サイズ・重量

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
展開サイズ (mm) 1280×1280×690 1280×1280×540 1958×1833×553 3200×3520×960 2650×2700×820
格納サイズ (mm) 720×800×770 720×800×620 600×665×580 1160×900×960 1120×700×850
機体重量 22.50kg
(バッテリー含む)
21.67kg
(バッテリー含む)
13kg
(バッテリーなし)
52~56kg
(バッテリー含む)
26kg(なし)/
33kg(含む)
最大離陸重量(液剤) 38.83kg 33kg 24.8kg 102~130kg
(バッテリー・ノズル数による)
53kg
最大離陸重量(粒剤) 40.86kg 35.03kg 126~130kg 60kg

3. 推進系統(モーター・プロペラ)

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
プロペラ 炭素繊維34インチ×4枚 炭素繊維34インチ×4枚 33×9インチ×4枚 炭素繊維62インチ×4枚 ナイロンカーボン50インチ×4枚
モーター 外径90mm 外径90mm 100×10mm(KV84) 155×22mm(KV65) 100×28mm(KV59)

4. 散布性能(液剤)

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
タンク容量 15L 10L 8L 70L 20L
最大搭載重量 15kg 10kg 8kg 70kg 20kg
ノズル数 4 4 4 2標準/4オプション 2標準
ノズル レヒラー社ST レヒラー社ST XR11001VS 他 LX07550SX LX07550SX
散布幅 6m 6m 3~5.5m 4~11m 4~7m
最大流量 10L/min 10L/min 1.8~3L/min 30~40L/min 16~24L/min

5. 散布性能(粒剤)

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
タンク容量 25L 15L 12L 100L 30L
最大搭載重量 15kg 10kg 10kg 70kg 25kg
最大吐出量 17kg/min 17kg/min 400kg/min
(化成肥料)
190kg/min
(化成肥料)
散布幅 6m 6m 3~10m 3~8m

6. 飛行性能

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
最大飛行速度 15km/h 15km/h 10m/s(36km/h)
最大作業速度 7m/s
最大使用風速 8m/s 8m/s 6m/s 6m/s 6m/s(風力3)
最大運用高度
(離陸地点からの相対高度)
50m 50m
最大離陸高度(海抜)
(高地での離陸可能標高)
4,500m
最大飛行距離/半径 300m 300m 2km 2,000m
電波到達距離 1,000m 1,000m 4km(MIC・日本)
※FCC米国: 7km
使用可能温度 5~40℃ 5~40℃ 0~45℃ 0~40℃ 0~40℃
防水等級 IPX4相当 IPX4相当

7. バッテリー

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
容量 12S 22,000mAh 12S 16,000mAh 9,500mAh DB1580: 30,000mAh/
DB2160: 41,000mAh
DB800: 15,500mAh
電圧 51.8V 52V 52.22V
重量 5.9kg 4.8kg 約3.8kg 11.7kg/14.7kg 約6.6kg

8. 送信機・自動飛行

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
送信機 スマート送信機
(Android)
FUTABA T12K RM500-ENT TKPL 2 TKPL 2
画面 1920×1080 タッチ 128×64ドット 5.5インチ
1920×1080
7インチ 1920×1200
(1400cd/m²)
7インチ 1920×1200
(1400cd/m²)
自動飛行 完全自動飛行(地図領域指定)/
AB自動/直進アシスト
AB自動/
直進アシスト
RTK/GNSS経路計画/
自動巡航
Safety System 3.0/
RTK対応
Safety System 3.0/
RTK対応

9. センサー・安全機能

項目 飛助15 飛助10 DJI T10 DJI T70P DJI T25P
高度レーダー 標準装備
(0.3~15m)
オプション 1~30m
障害物レーダー 標準装備(10m) 全方位(1.5~30m)/
上方レーダー
ミリ波 前後+
3眼ビジョン(≤60m)
前後フェーズドアレイ+
3眼ビジョン(≤60m)
最大障害物回避速度 7m/s 13.8m/s 10m/s

10. 選定ポイント

同クラス比較の目安

  • 10kgクラス:MAZEX 飛助10 ⇔ DJI T10
  • 15~20kgクラス:MAZEX 飛助15 ⇔ DJI T25P
  • 大型機(70kg積載):DJI T70P(散布・粒剤・吊り下げ運搬の3用途対応)

MAZEX 飛助シリーズの特徴

  • 国産メーカーが日本の圃場に最適化して設計
  • 4枚プロペラと特許取得の散布技術により無人ヘリコプター同等の散布性能
  • 散布幅は6m固定、機体速度は控えめ(最大15km/h)で日本の中小規模圃場に向く
  • 飛助15はスマート送信機(Android タッチパネル)で完全自動飛行に対応

DJI AGRASシリーズの特徴

  • 大流量散布(T70Pは最大40L/min)と高速作業(T10は最大10m/s)
  • RTK高精度測位、Safety System 3.0による全方位障害物回避(T70P/T25P)
  • T70Pは大型圃場・果樹園・運搬まで対応する多機能機
  • T25Pは折りたたみコンパクト設計で1人運用に最適
※注意事項
本表はメーカー公式サイトの公開情報をもとに作成しています(取得日: 2026年5月)。DJI機種の日本国内価格は販売代理店により異なるため、各販売店へお問合せください。仕様は予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

出典・参考リンク

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