一等無人航空機操縦士とは、立入管理措置を講じることなく、第一種機体認証を受けた無人航空機を使用し、特定の場所で飛行させる際に必要な国家資格です。

一等無人航空機操縦士は、二等無人航空機操縦士よりも多くの知識・能力を有することが求められる資格であり、カテゴリーⅢ飛行に必須の項目を学びます。

一等無人航空機操縦士と二等無人航空機操縦士の大きな違いは、レベル４飛行（有人地帯での目視外飛行）が「できる」か「できないか」です。2022年12月5日以降、一等無人航空機操縦士（一等資格）の資格保有者は、これまで認められていなかったレベル４での飛行が可能になりました。

一等無人航空機操縦士の取得には、実技１０時間、座学９時間（オンライン）を受講する必要があります。ドローンスクールによって必要な費用は異なりますが、1等無人航空機操縦士の相場は70～115万円、2等無人航空機操縦士は30～50万円ほどとなっています。