業務や仕事においても目視外飛行はこれからますます需要が高まります。
DJI FPVドローンが発売され、これまで5.8GHZで画像転送していたドローンも無線免許の必要ない2.4Ghzでの遅延の少ない画像転送が可能になり、FPVドローンの新たな世界の扉が開きました。
もう誰もが簡単にFPVドローンを楽しむことが出来るようなったのです。
業務の趣味も
今一番必要なドローンの資格
目視外飛行の資格講習
目視外飛行訓練
講習時間:1日(3時間以内)
講習内容:目視外飛行の実技と座学
この講習は、目視外飛行で基本操縦と業務に必要な操縦技術の習得を目的とした講習です。モニター監視、ゴーグルからの映像での操縦、補助者と連携しての目視外飛行を訓練します。
目視外飛行って何?
現在の航空法では、モニター監視やゴーグルからの映像でのドローンの飛行を規制しています。
目視(肉眼で直接監視)での飛行のみを許可し、目視外飛行に関しては、専門の訓練を修了したものに限って許可承認を行い規制しています。
目視外とは、肉眼でドローンが確認できない状態を指します。
遠隔からのドローン操縦
ゴーグルの映像のみのドローン飛行
こちらは最新のDJI FPVドローンに使用するDJI FPV GogglesV2です。
ドローンからの映像をゴーグルで受信し、ドローンを目視せず操縦することができます。FPVとは、
First Person View=一人称視点
のことですが、まるで戦闘機に乗っているかのような迫力映像が楽しめます。画像の転送には画像の転送遅延が問題になりますので、5.7Ghz、5.8Ghz帯の電波を使用していました。この電波は無線局開局、第4級アマチュア無線の資格等が必要ですので、ややハードルが高く、一般に広まるところまではいっていません。
しかし、DJIFPVのすごい所は、2.4Ghzの電波で画像の遅延が少ない技術を搭載している点です。
免許も開局申請も必要がないので、FPVドローンが始めやすくなったのです。
目視外飛行の訓練が必要です。
迫力映像を楽しむためには目視外飛行の訓練が必要です。
目視外飛行も国交省の許可承認が必要ですので、ドローン技能証明書と別に目視外飛行の操縦技能が必要です。他にも目視外飛行を安全に行うための知識や運航管理も知っておく必要があります。
国交省に目視外飛行の許可申請が必要!
まずは目視外飛行 レベル3
ドローンの「レベル3飛行」とは
「無人地帯での補助者なし目視外飛行」
無人地帯とは、山、河川、海水域、森林等で、補助者というドローンの飛行状況や周辺の気象状況変化の監視等を行う者を設置して操縦者が直接ドローンを目視しない方法で飛行させることです。
少人数による遠隔地への飛行を可能にし、業務が効率化されることから、今後のドローン活用拡大の重要なステップになると期待されています。全国的に「レベル3飛行」の事例はまだ少なく、その多くが物流分野での実証実験であり、森林資源量調査では同件が自治体として全国初の試みとなります。(兵庫県)